大阪の西成で、この4月からゲストハウスも始めたココルームへ。「釜ヶ崎オ!ペラ3」に向けての打ち合わせ。ゲストハウスは、各部屋ごとに、非常に個性的で、お庭も大変開放的で、森村泰昌さんの作品ともいうべき特別な部屋もあり、谷川俊太郎さんの詩を楽しめる部屋もあり、そして、釜ヶ崎の様々な表現者たちの表現が満載で、ゲストハウスというよりは、宿泊可能なユニークなアートセンターという感じ。まずは、以下のホームページで、雰囲気を探ってみましょう。そして、興味のある方は、是非、泊まってみましょう。ぼくも、ワークショップをする日に前泊したりしようかな、と思ったりしております。
夜は、豊中の服部緑地にある日本センチュリー交響楽団の稽古場(センチュリーオーケストラハウス)にて、The Workのワークショップ1回目を開催。本日の内容は、イギリスでHugh Nankivellが世界ジオパーク会議に向けて準備中の「ジオオペラ」の創作ワークショップの内容を追体験するワークショップでした。初めてのメンバーが、いきなり楽器で即興で音を出したり、声を出したりして、「ジオオペラ」のための習作を演奏し、録音をイギリスに送りました。どんな反応が返ってくるか、やりとりが楽しみです。
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ピアノの本音 トーク&コンサート 第1回
4月29日(祝)
開場 14:00
開演 14:30
@スティマーザール(滋賀県守山市勝部5−2−62)
http://www.stimmersaal.com
前売 2,000円
当日 2,500円
3回通し券 5,000円
ピアノ/トーク:野村誠
調律/トーク:上野泰永野村誠のピアノソロコンサート。ピアノの究極の音色を求める調律師の上野泰永さんとの共同研究で見つけた様々なピアノの音色と技巧を盛り込んだコンサート。そうした裏話も盛り込みながら進めます。第1回は、ベーゼンドルファー社製の97鍵のインペリアルという巨大なピアノの演奏に加えて、チェンバロ、鍵盤ハーモニカも演奏する予定。会場のスティマーザールは、上野さんがピアノの実験のために作った個人ホール。ピアノの理想の音空間を探求するために設計したとのことです。CD「ノムラノピアノ」のレコーディングも、ここで行いました。これだけ大きなピアノを至近距離で楽しめるのも、醍醐味です。(第2回は、6月5日、第3回は、8月6日を予定しています。)