野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

あさのき、まよなかのき、くうのき

久しぶりに畑に行く。大根をまびき、モロヘイヤを収穫。レタスやハクサイもなんとか生き延びていた。雨が降らない日が続いている。水をやる。

4年生の女の子に、ピアノを教えに行く。本日が二回目。

前回の宿題を、親子で合奏していてくれました。沖縄風、アラビア風、和風の即興。もう覚えたようで、鍵盤に印をつけずとも、それぞれの音階の中の音だけで弾いているユーちゃん。賢い。5本の指まで使ったあと、その次の鍵盤を弾くのに苦労していたので、指のくぐり方を教える。

今日は何をやるのか、と聞くと、「今日は、朝の木の曲と、夜の木の曲と、真夜中の木の曲をやりたい」とユーちゃんが言うので、その場で簡単な曲を作曲。「朝の木」と「真夜中の木」の2曲を作って、親子で連弾してもらう。これが次回の宿題。シンプルなメロディーをテーマ、途中は即興する曲。

その後、メトロノーム記号について質問があったので、教える。音楽の教科書をあけて、メトロノーム記号を確認しているうちに、好きな歌を野村の伴奏で歌うことに。最近の音楽の教科書にこんな曲が載っているのか、と新鮮。

今日も楽しいピアノレッスンでした。

その後、展覧会「くうのき」の打ち上げに合流。淡路島アートセンターで出会った人々。野村さんのオフの表情は、「瓦の音楽」仕事中の表情と全然違うらしい。ゆるんでおります。