野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

プラネタリウム

午前中は、伯父を訪ねました。昭和3年生まれですが、伯父さん、伯母さんともに元気そうでした。お宅にあった足踏みオルガンを演奏させていただきました。ヤマハの古い物でしたが、良い音色がしました。

大須の古本屋で、「中国芸能史 ー雑技(サーカス)の誕生から今日まで」という本を見つけました。宋代の相撲などが図解つきで載っていましたし、相撲のルーツや日本の芸能のルーツを探っていく上でも、興味深いので購入しました。店内では、美しい名古屋弁が飛び交っていました。

中国芸能史―雑技(サーカス)の誕生から今日まで

中国芸能史―雑技(サーカス)の誕生から今日まで

そして、名古屋市科学館プラネタリウムに行きました。昨年は、台湾で国立自然科学博物館に行きました(その時の日記は、こちら)
http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20140621
一昨年は、ロンドンのNatural History Museumに行きました(その時の日記はこちら)
http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20120629
実は、ぼくは小学生の頃、名古屋市科学館の天文クラブに属していて、毎月1回、日曜日の午前中にプラネタリウムでお話を聞いていたのです。そして、天文学を愛し、科学を愛し、大学の理学部で学んだのでした。そして、ぼくは科学が好きであることを、再確認できました。職業は作曲家ですが、科学は趣味として、時間を見つけて、科学館やプラネタリウムに遊びに来たいものです。

科学は魅力的ですし、美しい。しかし、科学技術を無闇に応用していくと、時に、公害、環境破壊、伝統産業の解体などに繋がり、科学技術は悪役になってしまう。アインシュタインは悪くない。でも、原爆や原発が作られると、人類は痛い目に遭う。科学と上手に付き合える人類を目指したいものです。

新幹線に乗る前に、「力士はなぜ四股を踏むのか?」を購入。読みふけっているうちに、京都駅へ。地下鉄ホームで、ブッチと偶然遭遇して後、自宅に到着。今日も四股トレしております。

台湾原住民と相撲の関係も、色々興味深く、今年は台湾にも行く予定です。

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