本日は、京都のガムランスタジオで２ヶ月に一度開催している「プンドポの夕べ」の第５回でした。過去を振り返ってみますと
第１回 ガムランの楽器を紹介する即興ライブ ジョグジャカルタでのコラボレーション音源を聴く
第２回 こどもガムランも登場、新曲「鱧の天ぷら」、「鴨の散歩」、「森」などを発表。ヨハネス・スボウォの作曲作品を聴く
第３回 こどもガムランも登場、台湾のメイのワークショップに基づく即興など、イギリスの作曲家のガムラン音源を聞く、マレーシアでのワークショップ音源を聞く
第４回 エンリコ・ベルテッリ（打楽器）とのコラボレーション、こどもガムラン、大人ガムランの発表もあり
第５回 セネガルの音源を聴く、ニイユミコ（ダンス）とのコラボレーション
となっておりまして、毎回、野村誠＋やぶくみこ、が出演／トークをしております。第２回第３回には、子ども達にも出演してもらいました。第４回は、エンリコ・ベルテッリ、エミリー・ロバートソンとイギリスからゲストが登場しましたし、子ども、大人も出演。今回は、京都とセネガルを行き来するダンサーのニイユミコさん出演です。
今までは音楽だけだったのですが、今回はダンスがあり、それだけでも新展開だったのですが、セネガルの音源を聴いたのが、本当に新鮮で刺激的でした。現地でニイさんが録った貴重な録音では、練習中に太鼓の先生が語る声と太鼓の複雑なリズム、さらには路上でのダンスパーティーの熱気が伝わってきます。録音を聴いた後の後半の即興は、セネガルの路上をイメージしながら、やぶさんのダルブッカ（太鼓）と野村のボナン（ガムラン）で激しく演奏。ガムランの楽器なのに、気分はアフリカで、思う存分叩かせていただきました。
それにしても、アドココのカレーは美味しいし、みく茶屋のチャイは絶品、yugueのお菓子は最高。こうした仲間たちに支えられて、続けられていることに感謝。
次回は２月１４日、ゲストは佐久間新さん（ジャワ舞踊）です。
