日本相撲聞芸術作曲家協議会、高砂部屋見学

日本相撲聞芸術作曲家協議会（Japan Association of Composers for Sumo Hearing Arts、略してJACSHAジャクシャ）とは　―　神事であり、芸能であり、スポーツであり、エンターテイメントであり、伝統であり、現代であり、文化であり、つまり智慧である相撲に耳を傾けること（相撲聞：すもうぶん）によって、新たな芸術を創造する作曲家の協議会。

本日は、JACSHAの３人（鶴見幸代さん、樅山智子さんと野村）で、高砂部屋にて土俵祭りと朝稽古の見学。呼び出しさんの拍子木、土俵の砂を掃く様式美、行司さんの祝詞、神聖な儀礼に立ち合っていることにドキドキします。朝稽古の緊張感と迫力に見入られ、そして、その激しい呼吸やぶつかる音、台所から聞こえてくるちゃんこを料理する音、それら全てで朝稽古の音楽を奏でていました。元大関朝潮の高砂親方が目を見張らせ、若松親方の激しいゲキが飛びます。朝赤龍関とちゃんこを囲んでお話も。

土俵祭は、こちらに説明あります。
http://shiverle.web.fc2.com/gyoji/kojo/kojo_01.html

その後、JACSHAでの打ち合わせの後、回向院にて、元力士の一の矢さん（現在、高砂部屋のマネージャー）と打ち合わせ。相撲甚句をしっかり教わり、明日のワークショップの進行を、丁寧に相談。一の矢さんの相撲甚句の歌声が素晴らしいとともに、非常に博学であり、さらにフレンドリーなお人柄で、明日が本当に楽しみになりました。

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夜は、木方さんのお宅に宿泊。相撲の国際大会の映像をYouTubeでたくさん見る。東京オリンピックの競技にするのはどうか、との指摘もありました。