野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

あれからどう会

本日は、甘夏ハウスにて、第17回「あれからどう会」でした。マナさんのご結婚祝賀+送別会を兼ねて開催されました。マナさんの門出を祝い、やぶくみこ作曲「旅立ちの朝」をやぶさん+野村で鍵ハモ二重奏で演奏後、311に関する新聞のコラムを何とか書き終えて遅れて到着の岡本さん司会により、まなさんインタビューが行われました。松江での短大時代、東京での映画学校時代(そして、料理店でのバイト時代)、そして、西表島、長野でのアートスペースに関わった時のお話、京都の「ザッパ」でのバイト時代から現在まで、人生の足跡をたどりました。また、マナさんのご結婚を祝し、刺し子布巾(フリースタイル)を参加者の共作で図案を作画し、全員が刺繍し、チクチクと作成が進行する中、日付が変わり東日本大震災から3年となる3月11日になりました。それでも刺繍が終わらない中、様々な話題になり、ついにはラップ談義に到るなど、話しが盛り上がりました。

会の趣旨は、だいたいこんな感じ

「あれからどう会」は、東日本大震災後に京都に移住したアーティストの職探しをサポートする、という趣旨で、2012年の初め頃、野村誠と何人かの友人達が集い始めたのがきっかけで始まりました。もともと住んでいる人も、移住して来た人も含めて、色々な人が交流する場を月一で開催しようということになり、ご飯を食べたり、誰かにインタビューをしたりしながら、ゆるやかに交流する場を継続しております。その時によって集まる人数も違いますが、だいたい10〜25人程度の人が参加しております。震災から3年が経ちましたが、「あれから」いろいろあったと思いますがその後どうしていますか、という意味を込めて、「あれからどう会」という名前になりました。実際、交流を経て、若干、職さがしにつながることもあり、出会いから公演が生まれることもあり、また法案に関する勉強会が生まることもあり、単に友達ができて楽しいこともあります。2014年は、この会で何か公開のイベントを行おうと、現在、思案中であります。

過去17回のインタビュータイムの内容は

1回(2012年2月):(なし)
2回(2012年3月):(なし)
3回(2012年11月):(なし)
4回(2012年12月):やぶくみこさんインタビュー、ダンサー(ニイさん+キヤマさん)との即興セッション、いしいしんじさん織田作之助賞受賞お祝い、クリスマスのプレゼント交換会
5回(2013年2月):ニイユミコさんセネガル出発前夜のインタビュー
6回(2013年3月):岡本晃明さん草本利枝さんのアメリカ旅行どうだったインタビュー
7回(2013年4月):野村幸弘さん映像上映+インタビュー、山崎阿弥+野村誠+やぶくみこによるライブ
8回(2013年5月):林葉月さんインタビュー「南島論」
9回(2013年6月):加持猛さんインタビュー、20歳で聴いたレコードを紹介し合う
10回(2013年7月):やぶさん+野村のインドネシアの報告
11回(2013年9月):(なし)
12回(2013年10月):鈴木潤さんインタビュー
13回(2013年11月):はがみちこさんインタビュー(HAPSについて)
14回(2013年12月):岡本さん+葉月さん連句、やぶさんヴァイオリン演奏、ニイさんダンス(音楽:野村+やぶ)セッション、クリスマスのプレゼント交換会
15回(2014年1月):芽英子さんインタビュー、共催:コーヒーサークルブラジル
16回(2014年2月):江渕未帆さんインタビュー
17回(2014年3月):重松まなさんインタビュー、鍵ハモデュオ演奏(やぶくみこ+野村誠

といった内容になっております。