野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

通しました

豊橋にある愛知大学にて、「復興ダンゴ」公演準備中です。ダンサーの砂連尾理さんと、照明の木藤歩さん、音響の薮公美子さんと、舞台監督の山田晋平さんと、シーンの明かりを作ったり、音響を調整したりして、作品がどんどん有機的に成長しております。

音響の薮さんが映像の音声を流しながら、ピアノの演奏のニュアンスに合わせて映像の音量を変化させて来るので、映像の音量が常に違っていて、セッションのようになっています。毎回、映像のお年寄り達と出会い直している感じがします。

公演のスタッフをしている学生達にとっては、これが実習の現場になっている感じで、学生達が色々なことを吸収して成長していくのが、側にいても感じられて楽しい。

砂連尾さんとのダンスのセッションは、構造は決まっているものの、その中で即興の要素があるので、毎回スリリングです。2回通しをしました。

相模友士郎さんの作品「天使論」も拝見しました。こちらも楽しみな作品です。