ぼくは、「子どもから作曲を学ぶ」とか、「動物から音楽を学ぶ」とか、色々な方々から音楽を学んできました。こちらで勝手に師と仰ぎ、勝手に芸を盗ませていただいてきました。そして、ぼくが着眼して学び取るポイントというのは、どうもユニークなようで、それがぼくの個性にもなっているようです。同様に、他の国に出かけて行って、そこの国の良い所を吸収するのも、きっとぼくの得意とするところで、ぼくならではのユニークな点を学べるかもしれない。というわけで、時々外国にやって来ると、意外な部分で学ぶことが多く、今後の活動の原動力やヒントをいっぱいいただくわけです。インスピレーションがいっぱいなのです。触発されるのです。ぼく自身、ファシリテートされることには関心薄く、インスパイアされることは好きなのです。だから、ファシリテーターになるつもりはなく、インスピレーターでありたいのです。
台湾に来ても、本当に色々教わりました。特に、この国の人々の園芸のやり方の自由さには、目から鱗な部分もいっぱいあり、日本に帰って我が家をもっとグリーンにしたいなぁ、と思えました。
今日は、ワンユンとメイが、海に連れて行ってくれました。船で島に渡り、自転車タクシーがインドネシアのベチャと似ていたり、海岸の砂の色が予想外だったり、色々な驚きがあった後、電車に飛び乗り、飛行機に乗って、深夜に、無事に自宅に帰り着きました。京都は寒い。
