野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

猛暑の冷え対策

小学校の先生、糸井さんより、本が届きました。あまりにも読みやすい内容だったので、一気に読破してしまいました。

ぼくとの出会いのことも、ページを割いて書いてありますし、砂連尾さんとの授業のエピソードも載っています。その時その時に、何かに熱中して教師生活30年の歴史が詰まっているので、読んでいて飽きませんでした。

もっと先に届いている城山中学校での同級生が音楽社会学者になっておりまして、そちらも、先日送っていただいたのですが、まだ全部は読めておりません。こちらは、時間がかかるので、そのうち読破するでしょうが、せっかくなので紹介。中学校で吹奏楽部とは別に、寄せ集めメンバーのオーケストラを結成し指揮していた人物でした。卒業後30年近く経って、こうして交流があるというのも、不思議なものです。

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さて、京都は猛暑が続いております。そして、町に出かけるとエアコンで冷えてしまい、身体が冷えきってしまいます。2年前の夏は、節電をうたっていて、エアコンの冷えがましで助かりましたが、いつの間にか、冷房が強くなっており、町中に出るのが億劫です。

しかし、世の中からエアコンを消し去ることができないし、なかには冷房があるから快適という方もいるので、いろいろ辛抱しなければいけないのですが、エアコンのない時代に生まれ育ち、その後もエアコンを使わずに生活しているうちに、世の中が勝手にエアコン社会に変貌してしまい、適応できずに、苦労しております。

昔はエアコンも携帯電話もなかったのに、とぼやいても始まらないので、色々、冷え対策をしております。何でも、白湯が良いとのことで、白湯を飲み、半身浴が良いとのことで、半身浴を試し、靴下を重ね履きして、腹巻きをして、パッチをはいて、過ごしております。不思議なもので、下半身を温めると、かえって涼しく感じるようです。

こんな猛暑の中で、無理に働きたくないので、とにかく、身体を休めております。そして、部屋の掃除をして、快適な環境づくりをしております。作品をつくることに全力を注ぐというよりは、作品が生まれてしまうような部屋づくりに、全力を注いでおります。作品は、無理して生み出すものではなく、放っておいても自然に生まれてしまうのが良いです。畑も、育てようと思っていないのに、生ゴミの中に混ざっていたカボチャの種が発芽してしまったり、育てていないジャガイモが収穫したり、そして、これを育てようと蒔いたはずのものは発芽しなかったり、全くもって、思わぬものが育っています。