野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

松ぼっくり野球

1週間の旅で出た洗濯物をベランダに干していると、とにかく赤い。赤のあいのてさんの衣装は、全部赤いので、すっかり赤いのです。お庭の植物たちとも久しぶりに語り合います。カレンデュラの咲き乱れる横で、ディルも元気よく、セージやラベンダーも成長しており、我が家のハーブ・ガーデン計画も着々と進行中。「千寿万歳」にも出演したパンダと、その相棒のイギリス帰りのクマが、日光浴を楽しむ。新年度の始まりは、のんびりです。

さて、本日は、ダンサーの砂連尾理さんと久しぶりの会合です。妻と3人で、鴨川の河原で、桜を愛でながら、鉄観音茶、ゆべし、桜餅を楽しむ。例によって、雄弁な砂連尾さんのトークは、芸術、生活、政治、経済、植物、宇宙と交差しながら、進みます。

その後、御所を散歩しているうちに、とても美しい松の木と出会いまして、松の木と語り合いました。ところがです。ここからが面白かった。松ぼっくりで、キャッチボールが始まり、その後、落ちている枝をバットにして、まつぼっくり野球が始まりました。随分と身体が温まり、松ぼっくりの変化球の具合も面白かった。途中、砂連尾さんが様々な往年の名投手の真似をして投球してきたのが、さすがダンサーで、素晴らしかった。山田久志のピッチングフォームが、本当に美しかったことを、再認識しました。あれは、確かに素晴らしい舞いです。いやぁー楽しかった。

炊飯用の土鍋を購入後も、モルフォカフェにて、砂連尾さんと語り続けました。砂連尾さんとの話は、本当に面白いです。