野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

中年は楽しい

昨日、宴会の帰り道、自転車のない方に自転車をお貸しして、走って帰りました。3.5㎞の深夜のマラソンは、なかなか良い運動で、テンションあがりました。これからも明るく楽しいおじさんとして、生きていこうと思います!

かれこれ35年以上、音楽を創作するということを、日常的にしております。若い時は、40代になっても創造のエネルギーが枯渇せずに続けられるか、全くイメージできなかったので、年をとることには不安もありましたが、40代も中盤に入ってみて、創造力が枯渇するどころか、音楽をつくることは楽しくって、仕方ありません。中年もいいものだなぁ、と思っております。

中年は、意外に溢れてくるもののようです。20代の頃に、本当にバカみたいなことを色々試行錯誤していたお陰で、今、溢れてくるんだなぁ、と40代になって思います。あの頃にやっていた回り道のように思えた実験が、今ごろ実になったり花を咲かせてくれるのが、びっくりです。続けてて良かった。いやぁ、本当に音楽が溢れてきます。創造のエネルギーが、溢れて止まりません。うん、溢れるままに、どんどん溢れていって、いいんだと思うのです。創造のエネルギーを殺さずに、どんどん伸びやかに生きていっていいと思うのです。

ということで、これからの40代後半も、小さくまとまらずに、もっと自由に、伸び伸び、やっていくぞーー!大人としての責任というのは、責任もって思う存分遊ぶことです。思う存分楽しんで生きて、中途半端じゃない音楽を発して、ポジティブなエネルギーを発散するんだ。「野村誠」であるかどうかだって、もう、どうでもいいし、他人から評価されるかどうかなんかも、本当にどうでもいい。とにかく、この全身から溢れてくる衝動とか、作りたい気持ちとか、エネルギーとかを、押しつぶさずに、やっていくよーーーーー。