岐阜大学の野村幸弘研究室を訪ねました。昨年末に台湾で撮影した映像の編集のチェックをするためです。高雄で撮影した映像は「生活藝術空間 御書房」で食べるところや路地裏で椅子を制作するシーンなどが出てくるので「高雄的生活藝術」、台北で撮影した映像は４人のサウンドアーティストとのコラボレーションなので「４個人的台北音楽家」というタイトルになりそうです。
幸弘さんは、「映像美術史」というタイトルの映像作品を作っておられました。イタリア美術史の研究者であり、映像のアーティストでもある幸弘さんが、二つの別々の専門を結びつける作品を実現させていて、これが素晴らしいのです。イタリア美術史をこれほど楽しめる映像があるとは、驚愕の作品でした。
イタリア美術史をユニークに解説する映像作品が作れるならば、野村誠＋野村幸弘のプロジェクトをユニークに解説する映像作品も作れるのではないか、と思いつきまして、近々、野村誠＋野村幸弘の映像を解説する映像を、我々自ら作ってみます。野村誠＋野村幸弘「聴く映画／視る音楽」となります。
