野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

あと1ヶ月で、ジョン・ケージ生誕100年(そして、ヒュー・ナンキヴェル生誕50年)

1912年に生まれたケージの生誕100年まで、あと1ヶ月になりました。来月の5日には、ここ国際芸術センター青森にて、「野村誠×ケージ」というコンサートをする予定です。また、9月8日、9日にも、コンサートをする予定。

それに向けて、準備をしております。と言っても、ピアノはギャラリーBに展示中なので、18時の閉館後しかリハーサルや実験ができません。ということで、夕方に畑の水やりをして、その後に、ギャラリーでリハーサルという流れで仕事をすることにしました。

畑の方は、全ての野菜を写真に撮りました。観察日記の追加をギャラリー内に展示。妻と3時間近く、即興セッションをして、久しぶりに長時間ピアノを弾き込みました。9月のコンサートに向けて、準備中です。

ケージというのは、CAGEという4文字で、音名で言うとドラソミとなるわけですが、キャベツというのは、CABBAGEと書いて、ドラシシラソミとなります。そして、キャベツCABBAGEの最初と最後には、ケージとなっているわけです。そして、国際芸術センター青森は、英語でAomori Contemporary Art Centreで、略してACAC。これは、音名で、ラドラド。ということで、キャベツとケージと青森の音楽などというものも、空想したりします。また、ケージは、サティを偏愛し、サティの「ソクラテス」という作品を模倣して作った"Cheap Imitation"という曲があるくらいなので、ケージの作品を模倣してイミテーションを作ってみるのも良いか、と思っております。もちろん、畑の野菜から音楽を作っていくつもりでもあります。