畑を借りる手続きをした日から１周年。ACAC（国際芸術センター青森）での滞在制作のカタログの校正中でして、青森でやったインスタレーション「音楽畑」の写真などが、なかなか美しく、ああ１年前に畑を決意して、１年後にこのカタログできてくるのかぁ、と思いながら、１年前の日記を読み返しました。
http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20120206
「鍵ハモトリオ」のコンサートが終わったので、鍵盤ハーモニカ奏者としての仕事が一段落。今日からは、作曲家として、「千住だじゃれ音楽祭」に向けての作品づくりが待っております。
３月１６日のコンサートは、野村誠作品をたくさんやります。
アコーディオン＋ピアノのための「ウマとの音楽」(2005)の再演、ヴァイオリンとポータブル打楽器のための協奏曲「ポーコン」(2011)の東京初演以外は、「だじゃれ音楽」が第１番〜第７番まで、並びます。
野村誠 アコーディオンとピアノのための「ウマとの音楽」(2005)
野村誠 ヴァイオリンとポータブル打楽器のための協奏曲 「ポーコン」(2011)
野村誠 だじゃれ音楽第１番 合唱のための「ケロリン唱」(2012)
野村誠 だじゃれ音楽第２番 ビッグバンドのための「ドミノだおし」(2012)
野村誠 だじゃれ音楽第３番 リコーダーアンサンブルのための「笛るマータ」(2012)
野村誠 だじゃれ音楽第４番 アコーディオン独奏のための「お酢と納豆」(2013)
野村誠＋三浦正宏 だじゃれ音楽第５番 ヴァイオリンと映像のための「だじゃれは言いません」(2013)
野村誠＋田中悠美子 だじゃれ音楽第６番 三味線と声と鍵盤のための「千寿万歳」(2013)
野村誠＋宮田篤 だじゃれ音楽第７番 だじゃれソングと即興演奏による漫画ミュージカル「大団演」(2013)
で、「ウマとの音楽」（１２分）、「ポーコン」（１５分）、「ケロリン唱」（３分）の３曲は、既にできあがっている曲です。「ドミノだおし」と「笛るマータ」は、基本的なコンセプトはできていて、５回のリハーサルを通して練り上げていく（今度の日曜日が２度目のリハーサル）。ということで、「お酢と納豆」、「だじゃれは言いません」、「千寿万歳」、「大団演」の４作品を同時並行で作っていかねばなりませんが、野村の体は一個しかないので、一個ずつやらないと。
「お酢と納豆」は、アコーディオンソロ曲になる予定なので、来週になったら作曲を開始します。
「だじゃれは言いません」は、今度の土曜日に、三浦さんと映像編集作業をして映像部分は完成させて、「お酢と納豆」を書き上げた後、今月末頃に、譜面を書きます。
で、今度の日曜日に田中悠美子さんと「千寿万歳」のリハーサル／ミーティングをするので、現在、これに着手しております。「尾張万歳」などの映像をYouTubeで見たり、研究中です。
「大団演」の中での「千住トラップ喜怒哀ラップ」をADACHI HIPHOP PROJECTの方々とコラボレートする、という構想があるので、ADACHI HIPHOP PROJECTの方とのやりとりも、ようやく開始。
盛り沢山なので、それぞれが雑にならないように丁寧にいきたいものです。
