野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

青森の日々、その後

青森に戻って、滞在制作の日々が続きます。と言っても、畑に水やりをして、野菜の成長を見守りながらの作曲の日々です。

大長夕顔の蔓の巻き具合が面白く、周りに枝を置いて、蔓を誘うのですが、気に入らないと巻き付いてもらえないので、夕顔と対話の日々です。だいぶ、夕顔の好みが分かってきました。見事にU字型のキュウリが実り、本日食べましたが、美味しかった。あんなに痩せた土のところを開墾して作ったのに、無農薬のとれたて野菜は、意外なほど美味しいものです。トマトは、バジルとのコンパニオンが良いのか、大きな実をつけています。つるむらさきは、最近、急成長。結球の始まったキャベツには、チョウチョが飛んで来て、卵をうみつけるので、青虫くんが葉っぱを食べます。妻が、青虫を発見しては、取り除いております。キャベツは、一匹狼タイプではなく、周りに仲間がいる方が良いらしく、周りに雑草を残したり、キャベツの苗を追加で植えたら、急に元気になりました。トウモロコシは、小学3年生くらいの身長になり、穂が出てきました。ラディッシュは、ほぼ収穫の時期になったので、次々に食べており、9月に向けて、新たに種まきしました。イギリスの種の方が、日本の種よりも早く発芽しました。

などなど、野菜について書き始めると、長くなりそうなのですが、このように野菜と語り合いながら、作曲をしております。その間に、2日には、RABのテレビの取材があり、「根楽」ピアノ演奏をし、ニュースで流れたようです。また、昨日は、東奥日報社(地元の新聞)の取材を受けました。2日の夜に、ねぶた祭りを見ました。7小節でループする音楽。

で、昨日は、久しぶりに町に出たのですが、結局、本屋に行って、家庭菜園の本を買いました。参考になります。




ちなみに、もともと持ってきていた本は、以下の2冊です。
日本で買ったこの本は、非常に参考になります。

農薬・化学肥料に頼らない おいしい野菜づくりの裏ワザ

農薬・化学肥料に頼らない おいしい野菜づくりの裏ワザ



イギリスで買ってきたこちらの本も、日英菜園文化を比較する上では楽しく読んでおります。

Growing Your Own Vegetables Made Easy. (Which)

Growing Your Own Vegetables Made Easy. (Which)



青森は、夕方には、22℃ほどになり、ひんやり肌寒く秋めいてきました。ねぶた祭りでうちわを配っているのですが、こんなに寒いので、うちわは要らないです。来週、猛暑の京都に戻ったら、熱帯夜に耐えられるのでしょうか?不安です。