かわてなおと、かたおかゆうすけ、のむらまこと、やぶくみこ、の４人によるライブ、「かかのや」を行いました。
たまたま近所の４人でのライブをしたのですが、組曲「ライスフィールド」や「かかのやのテーマ」も作り、またやって欲しいという声も、チラホラ聞こえてきたし、お座敷でできる編成なので、また、やりそうな予感です。
明確な方向性もなく集まった４人での「かかのや」は、当然、音楽的にも雑食性で、ちょっと、２２年前に、pou-fouというバンドを始めた頃のことを思い出しました。英国の前衛ロックバンドThis Heatを敬愛するギタリストの豊永さん、アフリカやラテンの民族音楽を敬愛するパーカッションのボブ、西洋クラシック音楽の卓越した技術を持ちつつ、歌心のあるヴァイオリンを追求していた澤くんという方向性の違う３人と、即興から共同作曲への道を歩み始めたことは、その後のぼくの２０年間に大きく影響しました。
もちろん、「かかのや」は、pou-fouとは全く別の音楽性でありますが、ユニークな音楽が育っていく予感は既にあります。畑の野菜を育てていくように、このユニットの音楽も、長い目で少しずつ育っていくようで、楽しみがまた増えました。
１ 木琴ソロ（片岡）
２ 鍵盤ハーモニカソロ（野村）
３ ギターソロ（川手）
４ ダルブッカソロ（やぶ）
５ ギター＋鍵ハモによる即興（川手＋野村）
６ 鉄琴／木琴＋チブロンによるガムラン風即興（片岡＋やぶ）
７ ラップ（川手）＋パーカッション（片岡）による「瓜生山にはハーミット」
８ 鍵ハモデュオによる「旅立ちの朝」（作曲：やぶくみこ、演奏：野村＋やぶ）休憩
９ 組曲「Rice Field」
1) あいがも
2)客の入らないソバ屋
3)かもナンバン
10 シタール下にあったっけ？
11 鷺森神社の舞台の下のガマガエルがドジョウを飲み込んで送電線が破裂した
12 ワカメを死んだワカメ
13 かかのやのテーマ
14 アンコール
