今度の日曜日に、日本現代音楽協会の主催で、鍵盤ハーモニカの演奏法や作曲技法について、レクチャーします。(詳細はこちら)
http://jscm1930.sakura.ne.jp/?p=1376
ということで、ただいま、過去15年間のP−ブロッでの作品の譜面や、鍵ハモトリオの委嘱作の数々の譜面を見て、鍵盤ハーモニカの演奏法と作曲法についてのレジュメを作成中です。2009年にロンドンで鍵盤ハーモニカについてレクチャーをして、大変好評でしたが、今回は、作曲家をターゲットにした専門性の高いレクチャーなので、ぼくの知識と経験を総動員した内容にしたいと思っております。
それにしても、ぼくは、日本作曲家協議会の会員でもありませんし、日本現代音楽協会の会員でもありません。ところが、昨年は、日本作曲家協議会が主催するJFC作曲賞の審査員をすることになり、そして、JFC作曲賞を獲得したのは、宮内康乃さんの鍵盤ハーモニカ合奏の作品だったのです。そして、今年は、日本現代音楽協会の依頼で、鍵盤ハーモニカのレクチャーをし、さらには、鍵盤ハーモニカの新作を公募することになり、来年は、日本現代音楽協会主催で、鍵盤ハーモニカ・トリオのコンサートが開催されます。鍵盤ハーモニカが、現代音楽の世界で市民権を得てきていますね。この15年の活動が、じわじわと効いてきている気がして嬉しいです。
ということで、現在、せっせとレジュメを作っております。