日本現代音楽協会関西支部の主催で、来年２月３日に、芦屋の山村サロンにて、鍵盤ハーモニカトリオのコンサートを行います。出演は、野村誠、片岡祐介、鈴木潤です。応募作品は、９月２０日〆切ですが、まだ何点の応募があったのか詳細の連絡はありませんので、選考は来月になると思われます。本日は、それに先駆けて、３人での第１回のリハーサルを行いました。
鍵盤ハーモニカトリオは、これまで野村の個人企画として、アサヒビール芸術賞の賞金を活用して、３分程度の鍵ハモトリオを、作曲家に委嘱をしてきました。これまでに、世界初演した鍵ハモトリオは、
鶴見幸代、近藤浩平、田中吉史、寺内大輔、David Kotlowy、加藤千晴、Carl Bergstroem-Nielsen、牛島安希子、松本祐一、Andrew Melvin、橋本裕樹、橋本知久、朴守賢、Soe Tjen Marching、野村誠
の作品で、こうしたレパートリーの中からも、何曲かを２月３日に再演する予定です。
鍵盤ハーモニカ＝子どもの楽器、というイメージは、随分払拭できたようで、日本現代音楽協会が鍵盤ハーモニカのコンサートを主催する時代が来たかと思うと、感無量です。
潤さん、片岡さんは、非常にリズム感が良く、このメンバーで現代音楽を演奏すると、とてもグルーヴ感のあるノリの現代音楽になるだろうと思われます。楽しみです。
