イギリスでの「ホエールトーン・オペラ」の3週間も、大詰めです。2週間前に、デヴォンで第3幕を上演した14歳〜19歳の音楽を得意にする学生16人。
専門にやっている学生達は、色々と音楽の経験もあって、自分の知っている形に持ち込もうとする癖があります。
で、今日、ぼくが言ったことは、
1)思う存分、楽しんで下さい。それが、創造につながる。
2)ルールは、楽しむためにある。何の縛りもないと、かえって不自由になって楽しめない。だから、ルールを設定する。
3)でも、ルールに縛られて不自由と感じるなら、そんなルールは壊したり、変えたりすればいい。
4)だから、ぼくやヒューが作ったルールで思いっきり遊んで下さい。思う存分楽しめなければ、ルールを変えてしまえばいい。
ということです。学生達もいい顔をして、この話を聞いてくれ、本日のコンサートの成功につながったようです。
ちなみに、このコンサートを聞きに来ていた出版社の編集者の人が、深夜2時に、酔っぱらってパブで、「ホエールトーン・オペラ第3幕」を演じたという逸話が伝わっています。