「工尺譜(こうせきふ)」というらしいのですが、明清楽の音名の書き方のようです。
12月に岡田屋布施さんから借りた歌舞伎で使う木琴に、鍵盤ごとに微かに文字が書かれており、
凡、拾、四、乙、上、尺、工、六、四、乙、、、、
となっているのですが、調べていくうちに、これは、江戸時代に流行した明清楽で使う音名らしく、
これで解読すると、
岡田屋布施の楽器は、
ファ、ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ、ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ、ソ,ラ、ド
という音階だったことになるのです。2月17日に、木琴の調律を行うので、現在、どういう音階にするべきか研究中の野村です。
北斎については、以下のエッセイを
http://www.shobunsha.co.jp/column/nom1501.html