もうすぐインドネシア公演を控えたガムラン「桃太郎」のリハーサル、大阪の豊能町のスペース天にて。
マルガサリ結成１０年目で、初のインドネシアツアーで、ジャカルタ、ジョグジャカルタ、スラバヤの３都市で公演します。
ぼくとしては、１９９６年に「踊れ！ベートーヴェン」をジャカルタ、バンドゥン、ジョグジャカルタ、スラカルタの４都市で上演して以来、インドネシアで自分のガムラン作品を上演することになります。
２００２年にインドネシア国立芸大の大学院で客員教授として、作曲の集中講義をし、その学生が、「しょうぎ作曲」をインドネシアでも展開させてくれているようですし、
２００５年には、ジョグジャカルタとスラカルタで即興パフォーマンスをして、i-picnicの映像作品を作り、そこで作った映像作品が、インドネシアの芸大の授業で、見せられていたりもするらしい。
で、今回の目標としては、日本人がガムランで共同作曲した「桃太郎」という音楽を、インドネシア人もやってみたい気にさせたい。いつか、インドネシア人がインドネシアで「桃太郎」を上演してくれるようにして、いずれガムランの伝統曲の一つとして定着させたい。そのための第一歩として、考えています。
みんなは、なぜインドネシアに行って公演をしたいのか、メンバー全員に質問してみました。「桃太郎はなぜ鬼が島に行くのか？」という問いと、「マルガサリはなぜインドネシアに公演に行くのか？」は、非常に密接に関わっているように思いました。
HANA★Jossの二人が福岡に行きました。そういえば、２年前の夏は福岡にいた。２年前の今日の日記を読み返してみました。忘れてたことが書いてあった。アーティストは、あーだった、こーだった、けーだったを残す人だそうです。
