坂野嘉彦さん宅で目が覚める。ホエールトーン・オペラの可能性について、坂野さんとさらに話す。
いろいろ話が出てくるので、漠然と企画を考える。
2008年
9月 イギリスに行く。ヒューの子どもとのホエールトーン・オペラ開始
2009年
1月 ヒュー、日本に来る
6月ごろ イギリスでのホエールトーン・オペラ上演
と、ここまでは決まっているのです。
で、問題は2009年の9月以降に何するか、ってことです。
坂野さんは、ホエールトーン・オペラを作曲したいと言う。違う作曲家が作曲すれば違った音楽になる、そういうフォーム(形式)としての「ホエールトーン・オペラ」に可能性を感じるという。
で、例えば、
シリーズものの4回公演で、第1幕を二人の作曲家が2バージョン作る。第2幕も、第3幕も第4幕も、やってみる。それは、ホエールトーン・オペラの可能性を探る公演としてやる。一つの公演で、二つの第1幕も聞き比べる。そんな感じ。で、公演だけでなく、ホエールトーン・オペラの可能性についてのトークとかもつける。
編成はどうするのか?ホエールトーン・オペラの可能性を示すということでは、室内楽バージョン、和楽器バージョン、ガムランバージョン、エレクトロニクスバージョン、楽譜を使わずワークショップバージョン、など、いろいろできそう。
こういうことをテスト公演的に、2009年度の夏以降に4回やるとしよう。
で、2010年度は、本公演。全幕上演を、オーケストラバージョン、ジャワガムランバージョン、和楽器バージョン、エレクトロニクスバージョン、子どもバージョン、と5公演。やりすぎかな。
もう少し、頭を整理しようと思いますが、野村+坂野プロジェクトとして、スタートしそうです。