滋賀から東京へ！東京芸大の北千住校舎で、トークイベント。熊倉純子さん、森司さん、藤本由紀夫さんとトーク。昨年のプロジェクトについて、いろいろ。
アートプロジェクトを、単年度で急いでやってしまわないで、長期でやるための仕掛けが、ＡＣＤでした。プロジェクトを完結させずに、取手で始まる。ＡＣＤは現在継続中です。そのことは、どうもうまくいっているようで、あちこちで、「あーだ・こーだ・けーだ」とやっているようです。
ドキュメントについては、ドキュメントを残さないと「なかったことにされる」のはまだしも、「違ったことにされてしまう」可能性もある、と発言したのが、自分で面白かった。
あらためて振り返ってみると、ヤノベケンジさんと藤本由紀夫さんとぼくの３者が、それぞれの方向性を打ち出したのは、最初の段階からそうでしたが、その度合いが強められたのは、お互いの存在があったおかげです。そういう意味で、すごくヤノベさん、藤本さんのおかげで、ＡＣＤはあんな形で成立できたので、すごくヤノベさん、藤本さんと、仕掛けあい、コラボレートしたなぁ、と今更ながら、感じました。
ドキュメントということで言うと、公開選考会で誰が何を言ったのか、といったこととか、取手大喜利で誰が何を言ったのかが、記録集に載っていないようだったので、そういったことがドキュメントされていると、今、あらためて読み返してみたいなぁ、と思ったりしました。
