昨夜、「ブタとの音楽」の映像を見ながら、楽譜を書き起こしました。「ブタとの音楽」は、2004年4月3日に、岐阜の畜産センターで撮影したもので、演奏は野村誠+ブタ、撮影・編集は野村幸弘。同年5月に、イギリスのバーミンガムのIkon Galleryで発表しました。
「ブタとの音楽」は、全部で5つの場面に分かれるので、5つの小品からなる組曲になりそうです。①ブタの集会(Pig Gathering)、②ブタのバラード(Pig Ballade)、③ブタの間奏曲(Pig Interlude)、④ブタのダンス(Pig Dance)、⑤ブタの秘密の言葉(Secret Language of Pigs)
ということで、今日は、①「ブタの集会」を書き終えて、現在、②「ブタのバラード」を作曲中です。明朝までに書き上げたいところです。「ウマとの音楽」と全く違ったテイストの音楽になっています。
「パクリ学入門」という本が届きました。
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今から15年前に発売(現在は廃盤)のぼくのバンドpou-fouのCD「Bird Chase」のライナーノート(中沢新一)でも、似た記述があります。「彼らは創造の神話から自由で、その創造の原理は、引用と変形だけによって、つくられている。それになによりも幸運なことに、彼らは現代音楽の実践につきまとってきた、あれらのモダンな言説から、まったく自由で、ジャンルの概念を押しつけられようとすると、不思議そうな顔をして、どこかへ消えていってしまうのだ。」とあります。
福岡市文化芸術財団の機関紙「わ」が届いていました。ぼくのインタビューも載っています。