野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ワニバレエ音楽劇、いよいよ明日

今日は、ワニバレエでボーカルをしているレゲエシンガーのラバマン・ウエインさんも関西入りして、子どもたちと初対面。あいのてさんの尾引浩志さん、片岡祐介さんも関西入り。これで、メンバー勢ぞろいです。

今日は、45分授業2コマで、6曲を新たにチェックしたり、練習したりするつもりです。

まず、みんなが集まらないか集まるかくらいで、「ひこうき」の歌を歌って、ウエインさんにもヒューみたいにデタラメ日本語も言ってもらって、なかなかいいです。

そのまま、ワニバレエを歌って、ウエインさんにもワニバレエに入ってもらって、さらに、レゲエバージョンのワニバレエをウエインさんの踊りの指導で、やってみました。レゲエになったら、ワニバレエのリズムが変わって面白かった。

さらに、さくら・かつら・かわら・・・・のラップにのったソカの曲で、ウエインさんのティクタクダンスをみんながやってみて、K君は相当うまくて素晴らしい。みんなも恥ずかしがったり、でも、楽しそう。

さらに、UFOの歌に昨日作った「どうすんの」の歌を合体させて、前後の台詞と合わせてやってみる。最初は戸惑っていたけど、無理矢理何度もやってたら、だんだんみんなが馴染んでくる。

アホアホの曲で、昨日作った曲に続けて、みんなでアホになるのもやりました。尾引さんや野村がアホになっていくと、子どもがのけぞって後ずさりするのに、ウエインが大うけ。

リコーダーによるしょうぎ作曲風アンサンブルもやって、前後の台詞とも合わせてやってみました。

駆け抜けるような90分の終わりがけに、あいのてさん3人であいのてのエンディング曲を演奏して、みんなに聴いてもらって、おしまい。

こうやって書くと、ただの練習ですが、90分の間に、みんなで踊ったり、カオスになって教室は学級崩壊のように遊んでいたりしているようで、実はみんな聴いていたり、急にみんなが集中したり、突然、大声で歌ったり、・・・・。この教室の光景が、すごく面白いです。

その後、体育館に移動して、子どもたちは、段ボール工作したり、体育館を探索したり、ボール遊びしたり、そして、急に練習したりします。こうした光景は、知っているなぁ、と思ったら、ぼくらは碧水ホールでのガムラン創作ワークショップで、子どもたちの関わっていないようで関わっていて、本番になるとばっちし、というのを何度も経験しています。だから、全然不安なしです。

タイトルは、「宇宙ですてぃにー ワニバレエ」です。片岡さんはレゲエミュージカルと呼んでいます。レゲエが多い。

子どもが入っての通し稽古、子どもが下校した後にも、2度通しをしました。プロジェクターもうまくいきました。
あいのてさんの演奏も、ウエインの歌も、楽しみです。

家庭科室で19時にカレーを食べて、さらに準備を進めて、21時過ぎに学校を出ました。遅くまで残っての福川先生、藤原先生、糸井先生をはじめとする先生方、本当にご苦労様です。

明日13:30開演。宇治市立平盛小学校です。