明治安田生命の本社ビルで、演出家の羊屋白玉さんと対談をしました。エイブルアート・オンステージの中間報告書としてのフリーペーパーを発行するので、そこで、様々なプロジェクトを紹介し、また、3人のアーティストのインタビューも入れることになりました。音楽は大友良英さん、ダンスは、ジャワ舞踊の佐久間新さんで、演劇は羊屋白玉さんです。最初、この3人の全てのインタビューをぼくがする案が出ていたのですが、スケジュール的に３つは難しいのと、大友さんは前回シンポジウムでお話したので重複しそうだし、佐久間くんは同じステージにぼくも出演していたので、聞き手としては不適任かなと思い、今回は、羊屋さんのインタビューだけ、ぼくがすることにしました。
ぼくはいつもインタビューされる側なのですが、エイブルアート・オンステージに関わって、初めて、シンポジウムの司会者もやりましたし、今回、初めてインタビューの聞き手をやりました。慣れないことをやるのは楽しいですが、やっぱり、ぼくは聞き手というよりは喋り手なんだな、と改めて思いました。でも、ちゃんと聞きましたよ。
羊屋さんは、同世代のアーティストで、話をしていても、お互いに共鳴し合うところがいっぱいあって、聞き手をしているのがとても楽しかったです。活動を開始した当初は、戯曲を書いて役者に演じてもらう形で、俳優とのやりとりが少なかったけれど、最近は、雑談できる人と作品を作っていくようになったそうです。
フリーペーパーは、3月くらいに、世の中に出始めるはずです。
