野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

とうもろこし

知人からとうもろこしが山盛り送られてきたので、朝から山盛り茹でて、とうもろこしにかぶりつく。でも、眠くなって昼寝。信じられないくらい爆睡。よっぽど疲れがたまっているみたい。こんな日記を書いて公表して、何の意味があるのだろう?みんなから、よく眠る人だと認識してもらえるため?

箏の曲の作曲のため、柏木くんに電話。柏木くんは目の前に見える車のナンバープレートを読む。片岡さんに電話して13本の糸の調絃のうち6音を決めてもらい、カナちゃんに7音決めてもらう。これで、琴の曲ができたはず。片岡さんが
「野村さん、ジョン・ケージになったのですか?」
と言った。

隣の部屋でカナちゃんが徳島のワークショップの録音を編集している。非常に風通しのいい音、のびやかな音楽だ。これが展覧会場で流れると思うと痛快。

胡乱座に宿泊中の小瀬さんを訪ねたら、占いで盛り上がっていた。ぼくの運勢は、昨年から今年にかけて、ここ10数年やってきたことにけりをつけ、これから新しいことを始める運勢らしい。確かに、老人ホームの本を書いたり(今年中には晶文社から出ると思う)、楽譜を出版したり、色んなことをまとめて世に出したので、これまでの路線のことは、(占い曰く)「後進に譲る」方がいいらしい。そうしよっと。新しいことしたいから、あんまり忙しくせずに、新しいことに取り組める隙間と余裕を持って生きたい。

さて、京都の快適安宿「胡乱座」の店主によれば、この前のぼくのブログを見て宿泊したお客さんがいたとのこと。こんなところにも宣伝効果が。皆さん、京都にお越しの際は、是非、胡乱座に宿泊しましょう。そう言うと、小瀬さんが
「小瀬の占いは、1時間1万円と書いておいてね。」
と冗談で言うので、書いちゃいました。占って欲しい人はベルリンまで行って1万円で占ってもらいましょう。