野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

小瀬泉さん

京都に戻る。ベルリン在住の鍵ハモ奏者・占い師の小瀬泉さんが京都に来てるので、久しぶりに再会。小瀬さん滞在中の安宿「胡乱座(うろんざ)」に行く。
http://www.uronza.com/
ここは四条堀川からすぐ。町家を最低限改築した扇風機完備(エアコンなし)の気持ちいいゲストハウスで一泊相部屋2000円という超おすすめ宿。
小瀬さんは、かつて路上演奏していたら声をかけてきて、そのまま友達になっちゃった人。その後、一緒に路上演奏を数限りなくやったし、Big Mamaという無国籍酒場でも何十回と一緒に演奏した。
小瀬さんの友達の山口さんという人に会う。山口さんは、世界合唱シンポジウムのフリンジプロジェクトとして、京都Voice Cafeというイベントを企画していて、そこには、巻上さんとトゥバの人ホーメイ演奏をしたり、声を巡った様々なイベントを京都の町のあちこちで展開しようということらしい。
http://voice-cafe.org/
それから、しばらくして、山口さんと打ち合わせのために、水野さんという人が来た。この水野さんと話したところ、今から15年ほど前、水野さんの彼女と住まいをシェアーしていた人の彼氏が、ぼくのやってたプー・フーのメンバーだったそうで、「CDも持ってますよ。」とのこと。世界は狭すぎる。ちなみに、水野さんが修論の面倒をみた人と、林加奈ちゃんが今プロジェクトをやっていることも発覚。ま、京都は狭いや。
その後、小瀬さんは我が家に来て、最近のP−ブロッなどを紹介。「あたまがトンビ」は臨終の音楽みたいだね、これを西洋人に聞かせたいな、などと喋りながら明け方まで時は流れた。