野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

アムス到着

ベルリンの森本誠士さん宅での4泊の暮らしを終えて、アムステルダムに。

森本さんは、95年の水戸芸術館での「ローリーホーリーオーバーサーカス」という展覧会に参加していて、ぼくも別の日にパフォーマンスをしたので、お互いに名前は知っていたのですが、12年経って、ベルリンで初めてゆっくり話をしました。足立智美くん、ニシジマアツシくんなど、共通の友人が多くいるので、今まで話したことがなかったこと自体が、不思議なくらいです。

そして、95年の秋に、ぼくは次どこに住もうか、と考えていて、ベルリンも候補の一つでした。ベルリンでもたくさん路上演奏をしたのですが、いろいろ考えた結果、東京に住んでみようと考えて、95年の12月に東京に住み始め、東京の路上で演奏をし続けます。そうやって路上演奏をしている中、96年4月に高田馬場路上で出会ったのが、小瀬泉さんです。その小瀬さんに誘われて、ベルリンに12年ぶりに帰ってきて、昨日は小瀬さんとベルリンで路上演奏をしました。12年で一巡した感じです。

小瀬さん、森本さんのいるベルリンだから、また来たいと思います。また、来ます。

そして、アムステルダムへ。ベルリンで寺内大輔くんからオランダの携帯電話を受け渡してもらい、人生で初めて、携帯電話を持った暮らし。知人に携帯から電話をかける。新鮮な感覚。

そして、コンタクトインプロをずっとやっているダンサーのいとまきさん(伊藤真樹子さん)と再会。今日からいとまき宅に泊めてもらいます。いとまきさんと会うのは、本当に久しぶり。多分6年ぶりくらいらしい。なのに、雰囲気が変わっていなくて、いとまきさんはいとまきさんだった。

いとまきさんは、ざるそばを作ってくれた。アムスで食べる和食。