野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

イギリスではありえない

イギリスのBlackpoolのThe Grundy Art GalleryのキュレーターのStuart Tullochが、大阪に来ているので、久しぶりに再会。

ベルリンから一時帰国している島袋道浩と3人で会う。ベルリンの冬は、一週間に一時間くらいしか日が出ないらしい。

その後、スチュアートと、新世界に行った後、京都に来て、少しだけお寺巡りして、我が家で鍋をした。

スチュアートが、
「イギリスの学校は、どんどんナショナルカリキュラムで管理しているけど、これでは、悪い先生を良くする意味でプラス効果があっても、良い先生も普通になってしまうマイナス効果がある。日本はどうなの?」
と聞いてきた。日本では、良い先生が先生をやめてしまう(福嶋柚美さんなど)くらいだから、もっと酷いよね。

スチュアートとカナちゃんと3人で京都駅のクリスマスツリーを見に行くと、
「イギリスで、こんな大きなクリスマスツリーなどあり得ない!」
などと、イギリスを卑下して言って爆笑のタネにするところが、イギリス人のユーモア。

今日は、一日息抜きをしたので、明日からは、「ホエールトーンオペラ第2幕」ワークショップによる吹奏楽器のアンサンブル曲の作曲。これが終われば、年が越せるなぁ〜〜。タイでは即興ばっかりやってたし、久しぶりに楽譜を書くから、楽しみ、楽しみ。