レンタカーを借りて、里村さんの運転で滋賀県の朽木村に行く。滋賀県の湖西の奥の安曇川の上流。車で２時間北上。
伝統芸能アーカイバーの武田力さんが途絶えかけた朽木村の古屋という集落の六斎念仏を継承するプロジェクト。8年前に始まったらしく、コロナの年はオンラインでやったが、毎年継続していて、東京や関西など遠方から集まったボランティア参加の人々が、太鼓や念仏や鉦や篠笛による芸能を一生懸命練習している。地元の人の練習に混ぜてもらっているという感じではなく、外から集まってきた人々がマジョリティで、過疎化の村だけあって、地元の人はごくわずか。
左手に太鼓を持ち、右手にバチを持ち、左手の太鼓をダイナミックに振り回して叩く。かなり独特な奏法。とりあえず、家に帰ったら楽器を振り回したくなる。
里村さんは明日熊本市現代美術館に出勤しなければならないので、夕方には出発。ぼくは、みなさんの合宿に混ぜていただき、深夜まで語り合ったり歌い踊る楽しい宴も楽しんだ。色々な興味の方々が集まっていて、楽しい交流の場だった。
