野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

楽曲のレコーディング/ラジオ番組のトークの収録/香港とのオンライン

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)でのKIAC(城崎国際アートセンター)でのコミュニティプログラム3年目8日目。

 

午前中、JACSHAの樅山、鶴見が、それぞれラジオ番組の構成台本を書く作業。ぼくは、昨日とった音源の編集作業など。

 

お昼、KIACの吉田雄一郎さんとJACSHAで意見交換の会議。

 

午後、音響の野村聡子さんと、JACSHAの3人で、レコーディング。昨日録音した《れんちゃんの人生計画》、《まこちゃんの勝負》、《オープニング曲》などの音源に多重録音。また、《ちんどん竹野相撲甚句》も録音。

 

夜は、とよおか音楽クラブのラジオ番組のトーク収録。そして、《鋳物師もどしを飛び越えて》の後半部分の超難しい打楽器アンサンブルを録音。

 

21時半に終了したが、22時から香港の高校生たちとのオンラインワークショップの最終回。高校生たちが相撲太鼓に触発されて作った曲を聞かせてもらってコメントしたり、城崎国際アートセンターを紹介したり、JACSHAの明日のワークショップに向けての荷造りを見せてもらったり。今日、録音した曲を何曲か聴いてもらったりもした。日本の中高生が作った歌の話をして、香港の中高生の話を聞いたり。そして、《鋳物師もどしを飛び越えて》という曲は、間違えないと終わらない曲なんだ、と説明する。ぼくたちは完璧ではなく、間違える。でも、間違えるから、助け合い、お互いにフォローし合えるんだ、という話もした。いつもは、みんな簡単にzoomから退出するのに、最終回はみんな名残惜しそうで誰も終わりなのに退出しない。みんなで記念撮影をした。香港のみんなありがとう。CCCDのスタッフのサンドラもありがとう。