野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

郷路岳の自然観察/こども音楽クラブの録音1日目

日本相撲聞芸術作曲家協議会(JACSHA)の城崎国際アートセンター(KIAC)でのコミュニティ・プログラム3年目の6日目。昨夜は但東町の西垣さんのお宅に泊めていただき、今朝は25日のワークショップの準備として、西垣さんの案内で郷路岳に登り自然観察。植物の名前、鳥の名前、虫の名前などなど、色々なことを西垣さんが教えてくれ、JACSHAは遠慮なく質問を浴びせかける。楽しい交流。鳥と鍵盤ハーモニカでセッションしたり、鳥笛や口笛でもセッション。鳥の警告の鳴き声も聞いたり。途中で超至近距離で子鹿に出会ったり、狐のうんこを見つけたり。西垣さんと山を歩くのは本当に楽しい。卵かけご飯のランチからは、芸術文化観光専門職大学の蛭田さん、高橋さんも合流。午後もワークショップ会場予定の古民家を見学。蛭田さん、高橋さんに《ねってい相撲聞B.C.300》を伝授すると、二人で試演をしてくれる。これが大変美しく、素晴らしい。

 

KIACコミュニティプログラム2024「とよおかこども音楽クラブ」×「但東 野あそびくらぶ いつなっと」合同遠足ワークショップ | イベント | アーティスト・イン・レジデンス | 城崎国際アートセンター

 

KIACに戻り、夜は「とよおかこども音楽クラブ」のレコーディング。JACSHAの3人、KIACの橋本さん、音楽クラブの高校生、中学生。そして録音スタッフの深田さん。昨年度のワークショップで作った《鋳物師戻しを飛び越えて》、《れんちゃんの人生計画》、《まこちゃんの勝負》の3曲をレコーディング。昨年度の成果をなぞるだけでなく、とても創造的なレコーディングになり、ぼくは琵琶も弾いた。