野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

構成台本を書く/トークと楽曲を次々に収録

美術家の島袋道浩くんと電話で打ち合わせ。詳細は、近日公開になる、かな。

SHIMABUKU

 

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)のKIAC(城崎国際アートセンター)でのコミュニティプログラム3年目7日目。

 

3年間のプロジェクトをまとめるラジオ番組を作っている。本日は、JACSHAの樅山智子、鶴見幸代と3人で、番組の構成台本を作成する作業。今まで、ラジオに出演する時に構成作家の人が書いた台本を渡されると、なんで喋ることが勝手に決められているんだ、とテンションが下がることが多かった。でも、こうやって構成台本を書く立場になると、この通りじゃなくっていいけど、とりあえず想定できる展開とかをある程度書いておいて、その上で自由にトークしてもらわないと無理なんだなぁ、ということを実感。今後、自分がラジオに出る時に、とっても参考になる体験だった。

 

構成台本と平行して、昨日の録音の取り込み作業や若干の編集作業。

 

午後、音響スタッフの野村聡子さんに録音していただき、番組テーマ曲となる竹野相撲甚句の替え歌、番組エンディングとなる大相撲の相撲甚句の当地興行、柝、一番太鼓などを録音。

 

夜は、とよおかこども音楽クラブで、まこちゃん、れんちゃんとトークの収録。1時間半ほど、じっくり。

 

その後、昨日の録音を踏まえて、《れんちゃんの人生計画》、《まこちゃんの勝負》を録音し、さらに、《鋳物師もどしを飛び越えて》も録音。

 

とても良いものがとれた。JACSHAは欲張りなので、1週間の間に、

 

1)こども音楽クラブと《れんちゃんの人生計画》、《まこちゃんの勝負》、《鋳物師もどしを飛び越えて》の3曲のレコーディング

2)野外数カ所での《ねってい相撲聞》のフィールドレコーディング

3)但東町での出張ワークショップ

4)ラジオ番組のためのトーク収録

5)JACSHAによる竹野相撲甚句のアレンジのレコーディング

 

を全部やろうとしていて、それは猛稽古になっている。これは、脱力しないと乗り切れないなぁ。うん、双葉山の境地を目指そう。