野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ミュシャと音楽/大阪音大の映像教材

熊本県立劇場でのコンサート『田中彩子/有島京リサイタル(ミュシャと音楽)』のチケットを譲り受けたので、聴きに行った。有島京さんのプログラムが、ラヴェルシマノフスキヤナーチェクという選曲で、とても良いプログラムであり、とても思いの伝わってくる好演であった。ロビーで販売されていたCD(人混みがすごかったので購入はしなかった)には、武満やセロツキも収録されているらしいので、ポーランドの作曲家を色々紹介してもらいたいなぁ、と思った。有島さんのことを検索したら、Aleksandra Mlezckoがプロフィール写真を撮っている。2019年のポーランドツアーの時に、ぼくもAleksandra Mlezckoに写真を撮ってもらったので、それも嬉しく思った。後半は、ソプラノの田中彩子さんによるドビュッシーフォーレメシアンプーランクなどフランスものを中心としたプログラム(ピアノ伴奏は有島さん)。11月17日に、この会場で『オハイエくまもと』の15周年記念コンサートのディレクションをするので、歌や言葉や楽器の響き具合などを会場で確認できたことも大きかった。

 

大阪音楽大学の井口淳子先生からいただいたお仕事で、映像教材をつくるというので学生さんたちに行ったワークショップを撮影していただいたのだが、それが公開になった。撮影・編集は久保田テツさん。ぼくのは懐かしく見た。他の講座が次々に公開されていくようで、4月になったらスケジュールがら空きだから、全部見て勉強しよう。

 

www.youtube.com

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