ちよろずちょろず音楽祭4日目。福江小学校の体育館にて、1〜4年生とのコンサート。体育館というのは、四角くて、天井が高く、音が響きすぎるので、話し言葉は聞き取れないので、演劇や講演には向かなく、打楽器などにも向かない。タケオくんは、木琴とジャンベなので、体育館の音響は合わないので、とりあえず、カーテンを全て閉めていただき、ありったけのマットを出して吸音材にして、なんとか音の環境をつくる。
今日は、タケオくんはピアノを弾き始めたし、何度もピアノを弾いた。今日は、「ふく」、「え」、「しょう」、「がっこう」と子どもたちに声を出してもらった。
ふく:1年生
え:2年生
しょう:3年生
がっこう:4年生
と言ってもらった。その後、このリズムで木琴とピアノで演奏したら、子どもたちは自発的に大声で「ふく」「え」「しょう」「がっこう」と言って参加してくれた。今日、最も印象的なシーンの一つだった。
4日間を終えて、片岡優子さんも手応えを感じてくださったようで、10年間五島でいろいろアートをやってきたけど、これからは子どもたちに色々やっていきたい、というようなことを何度も独り言のように言い続けていた。
タケオくんと4日間演奏して、毎日違う音楽を楽しめた。音響的にベストな環境でなかっただけに、演奏としては不完全燃焼な部分が大きかったので、タケオくんとは音に集中しやすい環境で、思う存分演奏してみる機会も持ちたいな、とは思った。
五島の美しい景色をクイック観光の後、熊本に戻る。