野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ルー・ハリソンを練習/打ち合わせ/潤さんとのフリートーク2

明日から長野遠征。11月5日のコンサートでルー・ハリソンの《Varied Trio》を演奏するので個人練習。5曲目が速くて難しい+パート譜作成。

 

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音まち事務局(長尾さん、吉田さん、石橋さん、ハサナさん、遠藤さん)と打ち合わせ。次年度に向けて、そして2025年に実施しようと目論んでいる《帰ってきた千住の1010人》の新バージョンに向けて。改めて、「だじゃ研(だじゃれ音楽研究会)」というのは、非常にユニークな現代音楽アンサンブルなのではないか、と思った。綱引きも、ボトルも、即興も、パフォーマンスも、いかなる無茶ぶりにも対応する非常にクリエイティヴな楽団。21世紀型の新しい現代音楽アンサンブルの形態でありえるかも。2040年ごろには、だじゃ研みたいなグループが他にもいくつか存在していて、新しいスタンダードになっているかもなぁ。

 

鈴木潤さんとのフリートーク配信2回目。11月10日のライブに向けてのプレ企画。最後になぜか二人で尺八を吹いた。ベートーヴェンの印象を尋ねたら、「研究発表みたいだと思った」という潤さんのユニークな感性。

 

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国立音大の川島素晴先生によると、ぼくが講義をした翌日には学生たちと野村誠作曲のケンハモ5重奏《あたまがトンビ》を練習したり、同じく野村作品の《メシアンゲーム2》もやったりしたのだそうだ。