明日のとよおか音楽めぐりコンサート『トコドスコイ!』に向けて
今月で閉館になる竹野ふれあい会館の100年前の由緒あるピアノで、リハーサル。樅山智子《こなた精霊》、野村誠《相撲聞序曲》、鶴見幸代《すもうピアノ太鼓》をリハーサル。
午後は、竹野中学校吹奏楽部とのワークショップ。2018年に竹野相撲甚句に出会って以来、竹野の子どもたちと吹奏楽で相撲甚句をやりたいと構想はあり、吹奏楽らしくファンファーレがあり、レゲエのようなノリの音楽にしたいと《竹野相撲甚句ファンファーレゲエ》という曲が生まれた。鍵盤ハーモニカでは何度も演奏したし、鶴見幸代の作曲でオーケストラにもなったけれども、吹奏楽になるまでの道のりは長かったが、5年経ってついに実現。中学生たちは、なぜかぼくの動きを見て笑う。箸が転がってもおかしい年頃という表現があるが、野村が動くだけでおかしい感受性の豊かさに感動。短い時間だけど、いいコラボができた。
夜は、とよおかこども音楽クラブのワークショップ。テクニカルの藤原さん、深田さんがマイクをセッティングしてのワークショップ。歌詞が面白いので中学生の歌声をしっかり聞かせたいが、マイクを使うといい感じ。ぼくは、湯呑みを吹く。だんじりの太鼓に基づく複雑なポリリズムは、本当に難しいが面白い。鍵盤ハーモニカでの竹野相撲甚句もとてもいい。中学生たちの積極的な参加で、本当に深いコラボができていて嬉しい。
豊岡の大学の先生になった井原麗奈さんと小林瑠音さんも見学に来てくれて、久しぶりに再会できたのも嬉しかった。
鶴見幸代の《竹野相撲甚句ファンファーレゲエの大冒険》は、以下の動画の56分あたりから。