パトリア日田で1月29日に開催される15周年記念公演に向けて、準備中。今は、地元の児童合唱団のために譜面を書いている。題材は、伝説の力士「日田どん」の民話。ワークショップで作った「ガチガチ、ムキムキ」は、12小節のノリノリのブルース。これを編曲するだけでも楽しいのだが、もう一捻りが欲しくて長考。その結果、大相撲の一番太鼓のリズムと合体することを思いつく。かつて《相撲聞序曲》を作曲した時は、相撲の太鼓のリズムがブラジル音楽に聴こえるというアイディアが起点だった。今回は、相撲の太鼓とブルース進行。意外な出会いがあるものだ。
昨日に続いて、不知火美術館で里村真理さんと打ち合わせ。不知火美術館に収蔵されている450点の作品の写真を全部見せていただく。全部で50人の作家の作品なので、ワークショップで50人の50点の作品から、どの作品を音楽にしたいかを尋ねることにするため、複数の作品が収蔵されている作家に関しては、あらかじめ野村の方でワークショップで音楽にしたのを聞いてみたい作品を1点にずつ選ばせてもらった。この50の作品のうち、ワークショップで10点ほどの作品が選ばれて、音楽になる見込み。ワクワク。