野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ほぼ全員集合!

いよいよ「ノムラとジャレオとサクマの問題行動ショー ヨソモノになるための前奏曲」の本番まで残り二日。大詰め。

 

本日からホール入り。照明の仕込み完了後、リハーサル開始。ステージのセッティングが既に美しい。砂連尾さんが、「これだけ見たら、バットシェバ舞踊団の舞台をイメージするけど」と言う。コンテンポラリーダンスの定型にはハマらない人たちがこれから集合する。

 

香港からi-dArtのメンバーが13人+付き添いスタッフ11人の24人が到着。2ヶ月ぶりの再会。2ヶ月のブランクが心配されるが、リハーサルをしながら、思った以上に早く場所の空気に慣れて、彼らの力を発揮してくれる。たんぽぽの家から水田くんも来て、香港チームとコラボ。

 

日本センチュリー交響楽団の巌埼さん、吉岡さんも到着して合流。西洋クラシック音楽の世界、コンテンポラリーダンスの世界、障害者福祉の世界、日本、香港、インドネシア、いろいろな世界があり、いろいろな境界がある。この人たちが今、同じ舞台上でリハーサルをしていること自体が、かけがいのない瞬間で、安易に感動などという言葉を使いたくないけど、でも、それは感動的だった。

 

そして、開場から開演までのプレ・パフォーマンスのリハーサルをしたのだが、これが素晴らしかった。もう、個人的には、今日、これが見られただけで感激で満足してしまいそうになるのだが、、、。ご来場予定の方、開演ギリギリではなく、少し早めに来ていただくのがおすすめです。

 

香港チームが帰った後に、センチュリーとダンサーとの絡みの練習もやり、最後に、ノムラとジャレオとサクマの部分をリハーサル。こんな人々と一緒にクリエーションできているのは、幸せ。感謝。