野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

うたがつづいております

マルセイユにて

昨日、砂糖の入っていない豆乳を見つけて買ってきたので、今朝は、紅茶にミルクの代わりに豆乳を入れて、豆乳ミルクティーで快適な朝食。これから朝食の定番にしよう。嬉しい。

午前中は、先月の「千住だじゃれ音楽祭」の記録映像のチェックをする。ちょうど1ヶ月前。記録映像で見ても、色々な味わいの多様なプログラムが、次々に登場する。こんな演奏会に、自分だったら行ってみたいのだが、なかなか誰も企画してくれない。作曲作品もあるし、即興もあり、歌もあり、影絵もあり、笑いもあり、涙もある。そもそも、ぼくは欲張りなのかもしれない。こうして、自分の聞きたい音楽会が、実現できる状況があるのは、嬉しいこと。この動画も、近いうちに公開になることでしょう。

午後、ERACM(演劇学校)に出かける。ディディエは今日は復帰。学生たちとフォーカスゲームを巡って、細かく何度もやる。結構、辛抱強く丁寧にやる人だ。さすがに何度も即興でやって集中力がきれてきて、学生が、気分を変えて音楽やらないか、と提案してきて、その後、昨日のやり方で17つの言語の歌が徐々に一つになっていくのをやる。これを、ブラッシュアップして、改訂版ができてきた。ディディエが、これがラストシーンでもいいかも、と言い始める。

それにしても、昨年末に「うたう図書館」をやって以来、声に特化してワークショップすることがマイブームになている感じ。

あと2週間弱で帰国。ドビュッシーに捧げる新曲を書きたいのだが、風邪が治らないと作曲欲が強くないので、今日も書かずに、のんびり。