大阪音大にて、「世界の庄内音楽祭」、「世界の庄内音楽ワークショップ」の打ち合わせ。豊中市、日本センチュリー交響楽団、大阪音大、しょうないREK、4つの団体が関わる。また、作曲家、音楽学者、オーケストラ演奏家、邦楽演奏家、民族楽器演奏家が関わり、プロとアマチュアが参加するオーケストラ。4年目となる今年は、さらに規模も大きくなり発展を遂げることになりそう。会場下見もする。
夜は、いずみホールにて、日本センチュリー交響楽団の定期演奏会を、「The Work」ワークショップ参加者たちと鑑賞。ハイドンの交響曲3曲とモーツァルトのホルン協奏曲。これらを聴いていると、「チェロ協奏曲」作曲のアイディアが色々刺激されて出てくる。
大阪音大の井口淳子先生の論文「近代からコンテンポラリー(現代)へ ー音楽評論が伝える1930年代の上海楽団とバレエ・リュス」を読む。80年前の上海で、西洋音楽の当時の最新のレパートリーが次々に上演されていたり、上海バレエ・リュスが結成されていたり、日本や中国に演奏家のツアーを組むプロデューサーがいたことなど、興味深く知らなかった話に魅了される。「世界のしょうない音楽祭」が上海公演をする日を、少しだけイメージする。
- 作者: 川原秀城
- 出版社/メーカー: 勉誠出版
- 発売日: 2016/09/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る