「世界のしょうない音楽祭」＠サンパティオホール。狭い会場に、３６５名の来場者があり、多様な出演者による多彩な演目があり、最後には、この２ヶ月、庄内で取り組んだ「世界の庄内音楽ワークショップ」の成果として、「しょうないの新世界」と「日本センチュリー交響楽団のテーマ（第４稿） 世界の庄内 みんな兄弟」を無事、上演することができました。１曲目が終わった瞬間に会場の子どもが泣いてくれて、みんなで深呼吸する間奏曲も追加されました。出演者４０名強のメンバーのうち、７０％以上の方が、普段自分が触っていない初めての楽器（＝箏、三味線、尺八、ヴァイオリン、ヴィオラ、トロンボーン、打楽器）を演奏しながら、新作初演をする、という無謀とも言える試みでしたが、大成功で終えることができました。しょうないREK、大阪音大のある庄内で、こうして日本センチュリー交響楽団と野村誠が加わり、新たな音楽の渦や繋がりが生まれつつあり、これを育んでいくと、本当に「世界のしょうない音楽祭」は、世界的にも稀なユニークな音楽祭になっていくだろう、という予感です。そして、邦楽も、西洋クラシック音楽も、もっと勉強したくなりました。皆さん、ありがとうございます。今年もよろしく。
