野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)とにかく通し稽古

朝7時半に岩槻駅前集合で、笹久保の子ども古式土俵入りの練習を見学に行く。JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)の3人(=野村誠、鶴見幸代、樅山智子)と、ダンサーのきたまり、呼出し邦夫、そして、ワークショップ参加者のサトさん、ヤガサキさん、そして、トリエンナーレスタッフの里村さん、蟻川さんと一緒に。

戻って、10時よりワークショップ。ロンドンからパーカッショニストのエンリコも登場。

邦夫さんとワークショップ参加メンバーで、トントンストン・オーケストラのエンディングを練習。エンディングの指揮として、野村が古式土俵入りの動きを使って合図するが、ほとんど踊りにしか見えない。だんだん、うまくアンサンブルがあってくる。

触れ太鼓の口上を「なき」と言うが、「なきのコーラス」をやってみる。大相撲のなきでは、翌日の取り組みを言うが、ここでは、岩槻の町についてのキーワードを歌っていく。

打楽器奏者の神田佳子さんが来られる。昨日のオリジナル土俵入りに合わせて、神田+邦夫の太鼓デュオを、いきなりやっていただく。夢の共演実現。トントンストン・オーケストラのエンディングも、神田さんありでも試す。

昼食をとりながら、神田さんと打ち合わせ。

午後は、入間川部屋の力士で、バンド「ちゃんこぽんち」のボーカル+まわしパーカッションのちゃんこ君でもある大司(ひろつかさ)さんも参加されて、まわしパーカッションとのセッションがあったり、大相撲について、きたまりさんによる質問があったり、すり足や、ぶつかり、などなど、色々実演つきで教わり体験し、大司さんが部屋の掃除のためにお帰りの後は、10月2日のパフォーマンスの通し稽古。

きたまりさん、京都にお帰り。おつかれさまでした。そして、JACSHAミーティング。