野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

七夕

七夕というのは、雨のことが多いのですが、珍しく天気がよいです。この時期に、こんなに暑く、雨も降らないのは珍しい。織姫と彦星も喜んでいるのではないでしょうか。

七夕にちなんだ曲「ササノハ」という曲を、確か鶴見幸代さんが昔、作曲していました。いい曲だったなぁ。かつて、相撲節会は、七夕に行われていたそうなので、相撲好きな鶴見さんが、七夕に因んだ作曲をしていたのも、偶然の一致というか必然というか。

庭のゴーヤが着実に育っていて、実を実らせてくれています。

8月26日に、両国門天ホールで2台ピアノのコンサートがあり、そこで岡野勇仁さんと「ナマムギ・ナマゴメ」という曲を弾くことにしている。もともと、pou-fouというバンドで共同作曲した曲をベースに、1997年に、2台ピアノとして作曲。向井山朋子さんと大井浩明さんによりオランダとベルギーで世界初演高橋悠治さんと高橋アキさんが日本初演し、この曲をきっかけに、ぼくも多くの方と出会えたのです。で、自分で弾くことにしたものの、難しいのですが、弾くと決めてしまった以上、仕方がないので、練習しています。難しい。

明日のワークショップで、「日本センチュリー交響楽団のテーマ(第5稿) Overture for GEO-Opera」を練習するわけですが、2時間のワークショップで、これをどうやって練習するかの時間配分を、延々と考えています。本当は4時間くらい練習したいのですが、2時間で、どう進めて、どこまでやれるかを、何度も想定して、計画中。