野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

農民音楽

畑に行きました。大根の種まきしました。戦後70年ということは、バルトーク没後70年です。二つの世界大戦の時代を生きてきた前衛作曲家であり、超絶技巧のピアニストであり、民族音楽学者のバルトークに思いを馳せます。そもそも、ぼくは8歳の時にバルトークに出会って、作曲家を志したのでした。バルトークの音楽を聴きたくて仕方がなかった小学生だったことを思い出し、自分の人生なのだから悔いのないように自分が好きなことは正直にやりたい、と思ったとき、もう一度、バルトークの音楽を徹底的に勉強してみたい、と思ったのです。それで、最近はバルトークの伝記を読んでいて、ピアノでバルトークを弾いたり、バルトークのレコードやCDを聴いています。

古本屋にて、良い本がいっぱいあるので、何を買おうか迷った末、予算1000円として、柴田南雄の「楽器への招待」(200円)と小泉文夫「音の中の文化」(800円)を購入。

楽器への招待 (新潮文庫)

楽器への招待 (新潮文庫)

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こちらは、きのこ音楽トーク 途中で、録音の五島さんがケージの背後で!!!(12分38秒頃!)懐かしき森毅先生とのトーク