昨日に続いて、富山の音楽療法の研究会にて、片岡祐介氏と二人で講座をしておりました。知り合った当初は、片岡さんの音楽性が非常に自分に似ていることに驚きましたが、その後、お互いの違いに眼を向けるようになり、片岡さんの個性は、ぼくと対照的な存在と思うようになりました。片岡さんと自分を比較することで、ぼく自身の個性が強調されていった、とも言えます。
彼と二人で行った講習会は、ほとんど打ち合わせなしで即興で進行する漫才のような講座になります。今日の講座は、主に片岡さんと書いた２冊の本をテキストに進めました。
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内容は、ざっと覚えている限りで、以下のようなものでした。
１ ノートをとること
２ 短い即興
３ なんちゃって音楽、どうなるかな音楽
４ 体験１：「それは知らない」
５ 体験２：「手拍子のロンド」
６ なんちゃって音楽実演（インド、エジプト）
７ 体験３：なんちゃってビッグバンド
８ 手の形で覚えるハーモニー
９ 「なんちゃってジャズボーカル」の秘訣
10 言語とリズム
11 「なんちゃって音楽」と音階
12 「なんちゃって環境音楽」
13 「なんちゃって和風」
14 「なんちゃってサスペンス」
15 「なんちゃって音楽」と「見立てる」こと
16 事例１：浜松での障害のある子ども達とのロックバンド
17 事例２：保育園児の混沌からピアノの新奏法を発見する
18 事例３：即興の映像から創造的な演奏を抽出し作曲する
19 事例４：シシオザルとのセッション
20 質問１：現場で「なんちゃって音楽」をどう実践するか
21 質問２：「高齢者」とのセッションについて
22 質問３：「音楽とは何か」
また時々、片岡さんとデュオで、ライブをしたり、講習会をしてみたい、と思いました。
