国際芸術センター青森（ACAC）にて、滞在制作中です。
ACACのブログに写真出てますよ。
http://acacaomori.exblog.jp/18239736/
帰国して一週間になろうとしておりますし、青森入りしてから３日ですが、時差ぼけがなかなか抜けず、本日は１３時起きでした。もともと、普段から、そんな生活やん、と言われれば、それまでですが、ここでは日没と同時に真っ暗になるし、畑の作品など暗いと何もできないので、できるだけ早起きして作業したいのです。
青森公立大学の「芸術サークル」のメンバーが、畑仕事を手伝ってくれております。４０m×８mの五線譜ですが、おかげさまで、何とか４本、４０mの畝が完成しました。宿泊棟の屋上を菜園にしているので、地面の深さは若干１８㎝でして、それがために雑草が根を深く張ることができず、根が横に横に伸びていきます。こうした根の形が面白いので、抜いた根っこを乾かしておりました。この根っこを使って、五線が作れないかと考えておりまして、ギャラリーＢに持って行って、白い壁を背景に５本並べてみたら、味わい深い五線になりました。これで、また一作品できます。材料費ゼロ円ですし、畑の楽譜を作っているプロセスで自然に材料が手に入りますし、展示後は自然に帰ります。そういう意味では、畑を作っていると、石が出てきて、こうした石を除けていると石も集まってくるので、こうした石も作品に活用したい気がしてきております。また、森の中に松ぼっくりが多数あるので、これも使えないかなと思っております。
公立大学の芸術サークル、日々、園芸サークルのような活動になっているので、ギャラリーＢで、野村のピアノを聴いていただきました。畑作業をするだけでなく、「芸術サークル」のための野村レクチャーとか、「芸術サークル」のための音楽ワークショップを開催して、野良仕事のご褒美をいっぱいプレゼントしたいと思っております。
