野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

6月17日に、トークします

本日は、砂連尾理さんとの砂連尾理論の日。濃密なお話をしました。詳しいことは、まだまだ公開していきませんが、『自律し合う関係』、『不可解な物を配し』、『美しい文脈』に回収されることを拒み独自のダンスを創作している氏の理論が、少しずつ明るみに出てきました。共感できるところも多いし、勉強になります。

ところで、今週末、東京で、こういうトークやります。無料です。



すみだ川アートプロジェクト2012


野村誠×木ノ下裕一
「SRAP式 北斎漫画徹底脱線トーク!」


北斎漫画』に描かれた、インドネシア風の木琴、中国風の琴、日本の尺八と胡弓が加わった四重奏の絵から、その音楽世界を想像・創造した音楽家野村誠と、古典芸能を現代の身体に落とし込む舞台を手がける木ノ下歌舞伎主宰、木ノ下裕一。

北斎漫画』をテーマに、江戸の音楽や舞台や生活を想像し、その創造性や遊び心に敬意を表し、その精神を継承しつつ、現代に翻訳しなおして、今の私たちが存分に楽しむ「すみだ川アートプロジェクト」。

そのオープニング第2弾!異才なアーティスト、野村誠×木ノ下裕一をゲストに迎え、まずはそれぞれの視点から、『北斎漫画』見て考えて笑って。徹底的にみんなで楽しむことから始めます!


■日時
6月17日[日]16:00−18:00(予定)
*受付は15:30−(会場は11:00オープンです)
 
■会場
アサヒ・アートスクエア
http://asahiartsquare.org/?page_id=14

■料金
無料 [事前予約優先]
 
■ゲストプロフィール

野村誠(ピアノ、作曲)
「プールの音楽会」(あいちトリエンナーレ2010)、 白井剛との「Physical Pianist」、振付が作曲になっているガムラン作品「ペペロペロ」など身体性の高い音楽を発表。山下残「動物の演劇」の音楽、日英共同の「ホエールトーン・オペラ」、アジアの即興「i-picnic」、鍵盤ハーモニカ・オーケストラなどに取り組む。「野村誠×北斎」(アサヒアートスクエア)で箏、尺八、胡弓、木琴の四重奏曲を発表。第一回アサヒビール芸術賞受賞。Kontraste Festival(オーストリア)、Gamelan Festival(インドネシア)、Juice Festival(イギリス)、Lille 2004(フランス)、竹山国際芸術祭(韓国)など世界各地のフェスティバルで作品を発表。「即興演奏ってどうやるの」(あおぞら音楽社)ほか著書多数。CDに「しょうぎ交響曲の誕生」(山口情報芸術センター)ほか多数。

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木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎 主宰)
1985年和歌山生まれ。小学校3年生の時、上方落語を聞き衝撃を受けると同時にその日から独学で落語を始め、その後、古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学び、古典演目上演の演出や監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。
創造支援公募プログラム坂あがりスカラシップ2011対象者。
京都造形芸術大学大学院 博士課程在籍。研究テーマは「武智歌舞伎論〜近代における歌舞伎新演出について」。

■予約・申込み
mailタイトルを「SRAP 6月17日 申込」として、以下1〜4までの情報を事務局メールアドレスまでお送りください。折り返しの確認のご連絡をもって、ご予約完了とさせていただいます。
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1.日時  
2.イベント名
3.お名前(フルネーム)
4.ご連絡先(お電話番号)
 
■予約・問合せ
すみだ川アートプロジェクト事務局(アサヒ・アートスクエア内)
e-mail: aas-srap@arts-npo.org/tel.090-9118-5171(事務局専用)
10:00-18:00/火曜日定休
http://www.ab-srap.com/