野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

ジョグジャから日本へ

日本の皆さん、被災された皆さん。電気もネットもないかもしれません。これを読むのが、いつかも分かりませんが、みなさんの無事を祈っています。

今日は、ジョグジャでの動きのご報告と、ご相談を書いています。

本日、ジョグジャのタマンブダヤ(文化会館)で、打ち合わせをして、緊急ですが、来週24日の20時に、震災のためのイベントPesan dari Jogja untuk Jepang(ジョグジャから日本へメッセージ)を開催することになりました。

日本に物的支援をすることが難しい経済的に豊かではないインドネシアですが、お金ではなく、精神的なサポートであれば、できるということで、とにかく、インドネシアの人が日本の皆さんを応援しているよ、というメッセージを発信するためのイベントを開催することにしました。

それで、マミ、ヒカリ、クミコ、ぼくの4人の日本人が中心になり、現地のスタッフほかと連絡をとりながら、イベントの準備を始めています。

イベントの中で、日本の現在の状況を伝えていきたいと思っています。(ぼくも含めて)ジョグジャでは、津波原発の映像ばかりが強調されるテレビや新聞の報道で、実情がつかめておりません。被災した方々が、今、どんな状況にいるのか。非常にパーソナルな、ある一人の人が、今、どこで、どんな状況で、どう感じているのか?そういう直接の生の声を、インドネシア語に訳して、こちらの人々に伝えたいです。そして、それに対する応援のメッセージを、インドネシアの人と一緒に考え、日本への応援歌として送り返したいです。そう思っております。

ですから、もし。可能でしたら、今、どこで、どんな状況で、どう感じているのか?を書いていただけましたら、
このブログに直接書き込んでもらってもいいです。または、今回のイベント用に開設した以下のメールアドレスに直接メールしていただいても良いです。
pesanjogja@yahoo.co.jp
また、こんな事態で写真なども撮れるのか、どういう状況かも分かりませんが、そんな中で皆さんが生きている生活や様子が見える写真が、もし送れるようならば、
pesanjogja@yahoo.co.jp
まで、送ってみて下さい(個人情報は、この他のことに転用したりしませんので、ご安心下さい)。こちらで報道されているのは、災害の恐ろしさですが、災害の中で助け合って生きている皆さんのことこそ、こちらで紹介したいです。ジョグジャで、人々と状況をシェアしていきたいと思っています。


渦中の方々には、インドネシアどころではないかもしれませんが、、、、でも、遠くでも応援している人がいるよ、ということが、少しでも勇気になれば、希望になれば、と思っています。もし、以下のようなプロジェクトに何かリアクションしたい人がいましたら、どんなことでも大歓迎です。無理のない範囲で。

皆さん、ご無事を祈っております。